12月28日 出国〜カオサン         

 前日に別府に泊まり、別府から福岡行きの高速バスに乗る。福岡国際空港では、冬服を始末し薄手のシャツ1枚になる。また、今回、海外旅行で始めて自販機保険に入る。なのにバンコク便の搭乗は、福岡空港で始めていったん外に出て写真のようにタラップまで歩かねばならなかった。
 バンコクに着いたのは、タイ時間の夕方五時過ぎ。そろそろ日が傾きかけている。この日は、カオサンまで行こうと思い、バンコク市街までのエアポートバスに乗るために1Fから出る。しかしそれらしきバスはない。実は鉄道が開通していたのだ。地下の駅から電車に乗り、パヤタイ駅まで行く。
 パヤタイはバンコクのほぼ中心の駅である。ここからカオサン通りへはバスかタクシーなのだろうが、すぐにつかまると思って、通りを歩いて西に向かう。しかし滅多にタクシーは通らない。トゥクトゥクはたまに通るが、ぼられそうなので止めておく。やっとつかまえまえたタクシーはメーターを使おうとしないので、一度は遠慮したが、ずっと歩くと深夜になりそうなのでしかたなくタクシーで移動する。

 カオサン通りの西の入り口で降り、いくつかの安宿を確認し、結果としてKSハウスに部屋を取る。宿の後ろの運河の向こうに見える食堂でトムヤムとチャーハンをたのむ。トムヤムの辛いことと、中に入っているまさに樹木のぶつ切りのような具に苦しむ。その後、カオサン通り周辺を散策し、夜食を買う。カオサンは大変な人出で、深夜でもごった返している。左の写真は、路上で行われているマッサージである。コンビニも多く、困ることはない。いろいろ買ったが青緑色のラベルの安い焼酎と、富士山の絵のあるピンクの蚊取り線香が印象に残った。
 いろいろこの後の旅程を考えたが、明日、MPツアーで相談してバイクが借りられないようなら、バイク旅行は断念し、前半はラオスへの鉄道の旅に切り替えることにした。


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