二名津の危険な動物X
二名津には、危険な生物がたくさんいます。人々はそれにおびえながらくらしています。そして、毎日犠牲者がでています。それぐらい危険です。目に見えないところからでてきたり、空から現れたり、後ろからでてきたり、正面から現れます。(ちょっと大げさな表現をしてみました)
では、どのような動物がいるのか僕が紹介しましょう。
イノシシ
ごくまれにあらわれます。山からでてきて、山にきえていきます。イノシシは人を襲うことはまずありません。もし、突進してきてぶつかったり、噛まれると痛い思いをする事になります。向かってきたら、太い木や岩の上などに逃げましょう。平成11年度は、二名津の各地で目撃例があります。井野浦ではサツマイモがたくさん襲われたそうです。
また、イノシシの肉は豚肉よりもおいしいといいますが、生肉は寄生虫感染する危険がおおいので、食べないようにしましょう。
のら犬 (5303が独自にページを作っています)
マムシ
マムシは、毒蛇なのでとても恐れられていますが、あまり危険なヘビではありません。おとなしいので、こちらから手を出さない限り、噛むことはありません。見かけてもほっていたほうがいいです。殺そうとするとかえって危険なので、近寄らないようにしましょう。
理科の山根先生は、今までに何度もマムシを捕まえています。見つけたら必ず殺さないといけないと教えられたのだそうです。人との間合いを学んだマムシは危険だからだそうで、かまれたことはないそうです。良い子のみなさんは決して真似してはいけないと言っていました。理科室には以前に北条市の高縄山で捕まえて、ホワイトブランデーに浸けたマムシが置いてあります。平成9年には、二名津の港でマムシの子を捕まえてきて僕たちに見せてくれました。豪雨の後に流されてきたマムシだそうです。三崎町の伽藍山にはマムシがたくさんいるといいます。平成10年には二名津の老人がマムシにかまれて1ヶ月ほど入院したそうです。
ヤマカガシ
普通にいるヘビなのですが、実は毒ヘビだというある意味で危険なヘビです。他のヘビとの見分け方は、黒斑が体にならんでいるところです。おとなしいヘビで、自然のバランスをたもつうえで貢献しています。しかし、顔が怖いので嫌われています。
ヤマカガシは、強い毒をもっているので、噛まれると死んでしまう可能性もあり、実際に死亡例もあります。血清がないので、気をつけましょう。実際には、毒汁を首のところから飛ばしてくることがあって、それが眼に入る被害の方が多いと言います。毒牙は口の奥にあるので、捕まえたりしていじめない限り、めったにかまれることはありません。二名津では今のところこのヘビの被害例は聞いたことがありません。
アカハライモリ
腹が赤い普通のイモリのことです。毒は皮膚や筋肉にあるの、手で触った後などは、目をこすらないようにしましょう。水の少ない三崎町ではあまり見かけませんが、明神の上の池などにいます。雨が続くと山道を這う姿もたまに見られます。ヤモリと間違う人もたくさんいます。昔からイモリの黒焼きが、ほれ薬などとして売られているそうです。でも、食べるのも危険なので、気をつけましょう。
ムカデ
ムカデは、木の上や石の下に普通にいる節足動物で、うっかり触ると噛まれます。噛まれるとハチに刺されたような激痛をおぼえるそうですが、致命的なものではありません。でも、はれて発熱することがあります。家にも出没するので、夜寝ているとき噛まれることがあるので気を付けましょう。
このように、危険な生物がたくさんいます。これらとぼくたちはくらしています。みなさん十分に注意してください。
***** 平成11年度作品 文責 5302 *****