徳裕山を下山して大邱へ 

 白蓮寺に下ったときにはほとんど雨はやんでいた。山門に描かれた四天王(右の写真)や竜の絵などを鑑賞する。九千洞渓谷は遊歩道として整備されており、様々な案内板や説明板が設置されている。左の写真は魚の名前が描かれたものである。そのほか、森林の仕組みなども絵入りで説明してある。雨もほとんどやんだこともあるのか、この時間になるとかなりの人がこの遊歩道を歩いている。
 渓流は驚くほど美しいわけではないが、韓国の山には多い、ラッパのような白い花弁を持つ花(右の写真)の大群落が見られ、それは品のある美しさを醸し出している。
 貯水場のようなものもあって、そこを少し行くと食堂をかねる売店も開いている。登山客も多いが、観光客の多くは、写真のように渓流の手頃なところで水遊びをする家族連れである。九千洞の渓流沿いには、左の写真のようなビューポイントの説明を描いた掲示板が立っている。ここも大石にせき止められて水が溜められたところの説明であるようだが、この程度のものが...といった感じのものである。
 
 12時43分、国立公園のゲートまで戻ってくる。よく見ると左の写真のような8匹の犬を入れることのできる犬かごがあるではないか。「愛犬保管所」の札が下がっていて、一匹の犬が寂しそうに主人の帰りを待っている。これは果たしてペット所有者のよい解決法なのか?ちょっと考えてしまう。
 観光団地までもっどってくると、右の写真の売店から、鳥の丸焼きのよい香りがしてきた。空きっ腹には耐え難い誘惑であったが、我慢して、とりあえず、インウォル山荘に戻る。
 預けていた荷物はすぐに主人が出してくれた。だいぶ衣服がぬれたので、着替えたいというと、部屋を使わせてもくれた。着替えがすんで再びロビーに出たときは、主人と娘が昼食の準備をしている途中であった。ていねいにお礼を言って出た。
 右の図は、登山口にあったこのあたりの遊歩道の鳥瞰図である。なかなかわかりやすい地図で、九千洞か ら茂朱リゾートまで描かれている。昨日からの今日の行程を確認しながら、徳裕山の思い出をたどる。
 バスターミナルに行き、大邱行きのチケットを買う。次の目的地、カヤ山登山の拠点となる大都市だ。所員はそろばんを使って計算しているようだ。7500Wのチケットを買うが、出発にはまだ時間がある。そこで昼食もターミナルの近くの食堂でとっていくことにする。
 ヘジャンクを頼んだが、ここのヘジャンクはもやしがたっぷり入っているが、血の固まりもほとんど見あたらない。入口の方にいたので、店員が運ぶときに足と鞄にコーヒーをかけられたが、一言もない。登山帰りの汚れた服の者にとって、この程度のことで目くじらを立てることはないのだろうか。  昼食がすむと、バスターミナルに戻り、バスを待つ。残っていた「清川」という清酒をラッパ飲みしてあける。そのうち、大邱行きのバスが入ってきたので乗り込む。

 出発したバスは、田園地域を大邱に向けて走る。そのうち高速道路に乗り、がんがん走る。16時に大邱西料金所を通過。16時10分頃、大邱西部バスターミナルに到着した。


   2003 08/17