出発準備

 平成14年8月21日17:00。仕事が終わると、シャワーを浴びすぐに着替えて荷物を確認する。ザックは30リットル程度の登山用である。このザックは、背中のところの通気を良くする仕組みがあり、底にはレインカバーもついていて、ポケットも多い。暑さに弱い私にとって、テントを持っていかない軽登山のためにはベストツールである。が、登山が目的のため、荷物は最小限、最軽量におさえる必要がある。韓国で買える物はあちらで必要なときに調達するということで、着替えは下着とソックスだけとする。
 インターネットで調べた雪嶽山や五台山などの資料、パンフレット類はクリアファイルに入れ、途中値手に入れた資料やチケット類のはさむポートフォリオとする。チケットやお金は旅行専用のモンベルの財布付きの旅券やカード入れにまとめる。旅行記録にはオリンパスの軽量デジカメ(C1Zoom)を持っていく。軽量コンパクトで、三倍ズーム、単三電池使用の使い慣れたものだ。コンパクトフラッシュカードも32Mが4枚に64M1枚、予備に8Mと、これだけあれば、全部で1500枚くらいの写真は撮れる。
 旅行案内書は、メインは、昭文社の「個人旅行 韓国」とダイヤモンド社「地球の歩き方 韓国」で悩んだが、結局今回行く江原道の説明が詳しい前者にした。もちろん後者の必要な部分は、スキャンしてポートフォリオに綴じているが...。旅行中の会話テキストは、JTB「ひとり歩きの韓国語自由自在」を用意していたが、出発直前になって見あたらない。仕方ないので「韓国語イキイキ表現」という普通の語学書をもっていく。
 単車で三崎フェリー乗り場に直行。えびすやの駐車場に置かせてもらって、17時半出航の佐賀関行きフェリーに乗船する。