雨の日にはカッパがなかったから、みのを着て仕事にいったということです。
小さい頃は、平磯の子供達は、毎日、山道を通って二名津の学校に通っていました。
浅野義重(平礒65歳) 浅野末子(平礒62歳) 浅野吉三郎(平礒43歳)伝,
そのころの学校は木造でした。
今のようにまだ道路がきちんと整備されていなかったので、風の強い日、雨が降っている日は学校に行くのがとてもつらかったそうです。
家に帰ると、すぐ家の手伝いをしていました。
毎日の食事は、主に麦ご飯や芋であったそうです。
あまりおいしくなくて、毎日、同じようなものだったので、とても嫌だったということです。