昭和18年の水害

 この話は、かなり昔の事故なので月日は確かに言えませんが、たぶん昭和18年7月ごろだったと思います。
その日まで三日間連続して大雨が降り続き、二名津のコチャケ山が土砂崩れを起こしました。
そして、その土砂は、下の方のみかん畑をはじめ、多くの畑を埋め尽くしました。
さらに、その時は、二名津の川の左側数十軒は、床下まで浸水し、大変な損害でした。
その災害の後、政府の災害救助法の適用を受け、河川の修復のための援助をしてもらいました。
その後、畑は再び開墾されて現在にいたっています。

  出典:二名津中学校「郷土の昔話」・・・平成2年度 増田勘平(二名津87歳)伝,編集:もえ(5418)