大 蛇 

 昔、二名津の長谷という山に、もとくらのおばあさんが山仕事にいくと、赤茶色で首の短いへびがいました。
おばあさんはへびのあまりの大きさにびっくりし、ショックで七日間寝込んでしまいました。

後で見ると、その大蛇が通ったところは、「とまがや」というかやが折れ、大きく二つに分かれていたそうです。


  出典:二名津中学校「郷土の昔話」・・・平成2年度 若宮ハツ(二名津80歳)伝,編集:ひで(5412)