オコノゴロの宝
昔、釜木のコンピラ山の上の方に地獄川という地名の場所があって、「おこのごろ様」という海賊が住んでいました。
そのおこのごろ様は、コンピラ山の朝日と夕日の当たるところに7つの壺を7並びに埋めました。
その中には小判が入っていたそうです。何人かの人が、その財宝をねらって探したそうですが、まだ見つかってないそうです。
何十年か前には神崎の人がやってきて、地獄川のあたりに大きな穴を掘って、本格的に探していたらしいのですが、とうとう宝物は見つからなかったということです。
話をしてくださった人・・・釜木 川口 カツ子(取材当時68歳) 阿部 文代(取材当時69歳)
取材・・・・・・・・・・・・・・・平成2年度
編集責任・・・・・・・・・・・たっこ(5305)