さて、この彼岸花にはたくさんの名前がついてあります。僕はその名前と名前の由来を調べてみましたのでここにレポートします。
1.彼岸花・・・・・秋の彼岸の頃に、突然咲き出すことからついた名前。
2.葉見ず花見ず・彼岸に花が咲き、枯れた後に葉がでる。つまり花と葉を
両方一緒に見ることができないことからついた名前。
3.死人花・地獄花・幽霊花・・・お墓の近くに植える事が多かったので、「お墓」の
イメージからついたもの。
<例:死人が眠っていて、幽霊がでる。地獄だー>
4.疫病花・舌刈花・・色のイメージからついたもの。
彼岸花は赤が多いが、まれに白やピンクもあります。
5.手腐花・痺れ花・・球根があるので、昔、ききんの時に食用にした。
名取でもその記録があります。But,毒があるのです。
食用にするには、よく水にさらす必要があるらしいです。
6.数珠花・・・・・・見たままの花の形のイメージ。
7.曼珠沙華・・・・・マンジュシャゲは、葉がでる前に「まず咲く」・「真っ先に咲く」
の音に、仏教の「曼殊沙華」の文字をあてたという説がある。
※ 彼岸花は、昔、中国から輸入し、日本に入ってきました。
一般に種はできないとされるけれど、丈夫でどこでも育つので、飢饉に備えて
墓端に多く植えられたそうです。
この様に、たくさんの不吉な名前がついたかわいそうな花です。色も赤々として気持ち悪いようですが、僕自身は、結構好きかもしれません。今、彼岸花を好きじゃない人、不気味がっている人も、このページを見て好きになってください。