体育館のすべて

 本校の体育館は、卒業式、少年式、体育などの授業、部活動、クラブ、地域活動、遊ぶ場所としてつかわれています。
 体育館ができたことによっていろいろと良いことがありました。一つが部活動です。それは、体育館ができて女子バレ−部は小学校まで行かなくてよくなったことや、男子・女子が一緒にできるようになったことです。体育館で練習できるようになったからか、平成9年のときの男子卓球部は、総体などたくさん優勝しました。選択体育でも、卓球、バレ−、バスケットなどをしてつかっています。体育館ができるまでの室内の体育の授業は多目的室でやっていましたが、せまいのでやることも限られます。

 では、本校の体育館の各部を紹介しましょう。上の写真の左が、体育館の玄関です。次が体育倉庫で、その次は玄関前の体育倉庫で、一番右はミ−ティング室です。ミーティング室はマットや跳び箱などの倉庫として使われています。
 右の写真は、ステ−ジの横にある放送室、入り口のロビー、更衣室です。ロビーには体育館工事で惜しまれながら切られた、イチョウの大木の切り株が展示してあります。更衣室は部室として使われています。

 体育館ができたことで、体育の授業もいろんなことができるようになりました。まだまだ、体育館ができてよかったところはありますが、ぼくが一番、体育館ができてうれしかったのは、バスケットができることです。それまでは運動場でバスケットをやっていましたが、雨や風の強いとき寒いときなどはバスケットができなかったからです。でも今では毎日、大好きなバスケットの練習ができます。写真は、僕がダンクシュートを決めているときの模様です。休日には、このようにして友達と体育館を借りて三時間から四時間くらいバスケットをして楽しんでいます。

体育館工事について  <平成8年度の記事>

 二名津中学校の体育館工事は、平成8年7月から始まりました。そのため、その場にあったイチョウの木や桜の木、ツツジ、アジサイやソテツなどの樹木、そして、ふれあいの池などがなくなってしまいました。
 イチョウの木は、学校ができた頃からあった大木です。直径1メ−トルぐらいある、とても、大きい木で地域の人に人気でした。
 ふれあいの池というのは、ミカゲ石に囲まれた一見汚い池でした。それでもコイやフナ、ドジョウ、メダカなどたくさんの日本の魚がいました。ヌマエビやスジエビとなどもいましたし、モクズガニがしのびこんでくる時もありました。

 そして体育館は完成し、平成9年3月24日に落成式が行なわれ、次の日から使われるようになりました。今までは、多目的室という広い教室でいろいろな行事をしていました。部活でも、女子のバレ−部は二名津小学校の体育館でしていました。体育館ができたので、バレ−も卓球もここでできます。
 けれど体育館が建って、運動場がとてもせまくなってしまったので、少し残念です。それと、工事については、授業中うるさかったのも問題でした。とくに、テストのときは、すごくうるさく感じました。僕達が卒業するころにできたので卒業式は新しい体育館でできました。


平成10年度作品 編集・文責 (5205) (工事については平成8年度5004の生徒)