調査発表2班 班長 5310 5302 5304 5309
家庭から出た燃えるゴミは、ゴミ収集車で集められ焼却場で焼かれます。しかし、焼いた後に灰ができます。以前までは、町で処分していたけれど、現在は、松山の業者に預けてその灰を埋め立ているそうです。なお、ダンボールは再利用されます。
2、 不燃ゴミの行方
「アルミ」「スチール」のあき缶は、焼却場で写真のように圧縮して再利用します。また、ビンは粉々にして再利用するか、町の最終処分場で処分します。しかし、他のゴミは町の最終処分場にいくか、その取り扱い店にうけわたされます。
3、 し尿の行方
し尿とは、大便や小便などの汚物のことです。これは、町と契約した会社のバキュウムカーと呼ばれる「すい上げ式汚水処理車」が集めます。保内町に処理する施設があって、三崎町もそこでし尿を処理してもらっています。この処理に使われる費用は、毎年4000万円以上だそうです。
4、 産業廃棄物の行方
産業廃棄物とは、仕事場でできるゴミのことです。公共施設をのぞいて町では処分しません。その仕事をしている会社が責任をもって、メーカーに引き取ってもらったり、八幡浜や松山などの専門の業者に処理してもらっています。このように町内で出たゴミはさまざまな方法で処理されるわけです。
さて、三崎町のゴミ処理施設は、近くを遠足などで通ったことがあるので知っている人も多いと思いますが、二名津の「のんしら山」の上にあり、できてからもう20年もたつそうです。この施設の中には、焼却場、ゴミ粉砕機、缶のプレス機などがあります。
5、 他の市町村のゴミ処理について
では、他の市町村はどうでしょうか。私達は松山市、八幡浜市、瀬戸町のゴミの収集について調べてみました。多くの資料があったのですが、ここでは、簡単にまとめて発表します。詳しく知りたい方はこの資料をうしろに貼っていますので、後でみてください。
瀬戸町では、後ろに貼ってある中に何が入っているかわかるようになった町のゴミ袋で名前をかいて出すようになっています。さらに八幡浜では、ゴミ処理の工夫を町民に提案したり、小学生用のパンフレットをつくったりしています。松山市は昨年からさらに徹底したゴミの分別が進んでいて、その内容はホームページにものせて、詳しく説明してありました。
6、 将来のゴミの回収・町民へのお願いなど
環境課長さんの話では、三崎町でもこれからゴミ収集について、来年の3月ごろには分別収集を呼びかけていくそうです。例えば、今は多くの人が肥料袋や黒のゴミ袋をつかっていますが、瀬戸町のように指定の袋にしていこうと思っているそうです。
環境課から町民へのお願いは、まず、ゴミを減らす工夫をしてほしいということです。また、収集しないゴミのことをもう一度確認してほしいとのことでした。たとえば、タイヤやテレビ、バッテリー、エヤコン、電子レンジ、バイクなどは町では収集しないことになっているそうです。また、昔から捨てていたということで、何度注意しても、今でも道路の下などにみかんや、かわら、トタンなどを捨てる人がいるということや、釣りをするひとたちが、港に弁当などのカスを捨てていることには困っているとのことでした。
最後に、私たち中学生ができることを、環境課の方と相談しました。今年の夏、私たちが空き缶で作ったように、「港を美しく」とか「ゴミを捨てないで」などと呼びかける啓発のための看板をつくったり、各分団などで美化活動をすることだと思います。環境課でもそのような活動には、補助したいとのことでした。もちろん自分自身の生活を見直していく必要もあります。今日は老人会の方々にも来てもらっていますので、地域のゴミについていろいろ考えていることや知っていることをいろいろ教えて下さい。よろしくお願いします。
以上で私たちのゴミに関する調査の発表を終わります。